SM・お仕置き小説ブログ

お尻叩きや浣腸、お灸等のお仕置きを中心とした「SM的」な小説を投稿します。

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お仕置きとSM小説のブログ

 従兵の仕事の1つに士官の食事の際の給仕がある。艦長が艦隊司令や僚艦の艦長を招いて会食を行う事になった。その給仕の応援に岡崎涼子が狩り出された。

(あ、艦隊司令のコップが空だ)

 涼子は「失礼します」と言って艦隊司令のコップを手に取った。しかし、緊張のあまり手元が狂って艦隊司令に水をかけてしまった。

(あ!)

「申し訳ございません」

 涼子は頭を下げて謝った。

「そんな謝り方がある?きちんと土下座して謝りなさい」

 艦長が叱った。

「はい」

 涼子は土下座して艦隊司令に謝った。

「本当に申し訳ございませんでした」

「いいのよ」

 艦隊司令は笑って許してくれた。涼子はほっとした。

(よかった)

 だが、艦長は許さなかった。会食の後片付けが終わると涼子1人だけが残された。

「岡崎三水」

「はい」

「あなた、自分が何をしたか分かっているの?」

「はい、艦隊司令に水をかけてしまいました」

「本当に何をやっているのよ」

「申し訳ございません」

「これから罰を与えるわよ」

「はい」

「罰を与えるわよ」

「はい」

「あなたね」

 艦長は呆れたように言った。

「海軍で罰と言ったら何を意味するの?」

「お尻を叩かれます」

「だったら、どうしてお尻を出さないの」

「申し訳ございません」

 涼子は慌ててズボンと下着を下ろした。艦長がテーブルを指して命じた。

「そこに乗って四つん這いになりなさい」

「はい」

 涼子はテーブルに乗って四つん這いになった。艦長は籐製の笞を持って来た。ビュン、ビュンと素振りをして涼子を怯えさせた。

(あの笞、痛そう。怖いよ)

「いくわよ」

 艦長は笞で涼子のお尻を打った。

 ビシッ!

 切れるような激痛がお尻に走った。

「あなたは自分のした事が分かっているの?」

 バシッ!

「艦隊司令に水をかけるなんて」

 ビシッ!

「あなた1人の為に」

 バシッ!

「この艦全体の評価が下がるのよ」

 ビシッ!

「反省しなさい」

 ビシッ!バシッ!ビシッ!

 ビシッ!バシッ!ビシッ!

「ウワーン!痛い!」

「フエーン!申し訳ございません」

「アアーン!もうしません」

 ビシッ!バシッ!ビシッ!

 ビシッ!バシッ!ビシッ!

「エーン!アーン!ワーン!」

 艦長の手が止まった時お尻は蚯蚓腫れになっていた。

「罰はまだ終わらないわよ」

(まだ終わらないの?)

「次の罰はお灸よ」

(お灸?)

 涼子はお灸を据えられた経験がない。そのため、お灸と聞いてもどれ程辛いのか分からなかった。艦長は涼子の左右のお尻の山に艾を1つずつ載せて、マッチを擦って線香に火を点けた。

「艾に火を点けるわよ」

 そう言って艦長は線香の火を艾に移した。

「あ、あ、熱い!」

「お灸は初めて?」

 涼子は頷いた。

「お灸というのは熱いものなのよ」

「ワーン!熱い!」

「だから、熱いって言っているでしょう」

「アーン!もうしません」

「エーン!申し訳ございません」

 涼子はお灸の熱さに泣き叫んだが艦長は笑って見ているだけだった。艾の火が燃え尽きるまで涼子の苦しみは続いた。

 完

 岡崎涼子と小川二主が従兵室で休憩していると山村一水も部屋に入って来た。

「山村さん、お疲れ様です」

「お疲れ様です」

「お疲れ」

 山村は小川の隣に座った。

「何の話で盛り上がっていたの?」

「小川さんが大きな杓文字でお尻を叩かれた話です」

「ああ、あれ痛いよね」

 涼子も小川二主もえ?という顔になった。

「山村さん、杓文字で叩かれた事があるのですか?」

 小川が訊いた。

「あるよ。聞きたい?」

「聞きたいです!」

 涼子と小川二主は声を揃えて言った。

「従兵になったばかりの頃、料理をガンルームに運ぶ途中で落としちゃったのよ」

(私もやりそうだ。気を付けよう)

 山村の話を聞いて涼子はそう思った。

(落としちゃった、どうしよう)

 山村は床に散らばっている料理をかき集めて皿に載せると、それを持ってガンルームに行った。

「お待たせしました」

 そう言って山村は担当する士官の前に皿を置いた。

「山村」

「はい」

「これ何?」

「申し訳ございません。実は落としてしまいました」

「これじゃ犬の餌じゃない。お前、私にこれを食べろと言うの?」

「申し訳ございません。作り直してもらいます」

「当たり前だ。早く行け」

「はい」

 山村はガンルームを出て士官用厨房に向かった。

「あのう」

 山村はビクビクしながら士官食調理担当の主計兵に声を掛けた。

「何?」

 主計兵は笑顔で聞き返した。

「大変言いにくいんですが」

「何なのよ、早く言って」

「申し訳ございません。料理を落としてしまいました」

 主計兵の顔から笑みが消えた。

「何をやっているのよ!」

 主計兵が声を荒げた。

「本当に申し訳ございません」

「すぐに作り直すから待っていて」

「ありがとうございます」

 山村は深々と頭を下げた。

「でも、その前に」

 主計兵はそこで言葉を切って続けた。

「ズボンと下着を下ろしなさい」

「はい」

 山村がズボンと下着を下ろすと、調理台を指して命じた。

「そこに手をついてお尻を突き出して」

「はい」

 山村は命じられた通りにした。主計兵は大きな杓文字を持って山村に近づいた。

(大きな杓文字!あれで叩かれるの?痛そう)

「いくわよ」

 主計兵は杓文字を山村のお尻に叩きつけた。

 バーン!

「痛い!」

「痛いに決まっているでしょう。甘えないの」

「申し訳ございません」

 バーン!

「あなたは自分のした事が分かっているの?」

「はい、申し訳ございません」

 バーン!

「料理を無駄にしただけじゃなくて」

 バーン!

「お腹を空かせている士官を待たせる事になったのよ。分かっているの?」

「はい、申し訳ございません」

 バーン!

「反省するのよ。分かった?」

「はい、分かりました」

 バーン!バーン!バーン!

 バーン!バーン!バーン!

「ワーン!痛い!」

「アーン!もうしません」

「エーン!反省しました」

 主計兵は手を止めて料理を作り始めたが、その間山村は丸出しのお尻を突き出す姿勢を維持するよう命じられた。

「出来たわよ。今度は落とさないでね」

 主計兵は笑顔で言った。

「ありがとうございます」

 山村は料理を受け取ってガンルームに持って行った。これで一見落着と思ったが士官は食事を終えると、山村にお尻を出すよう命じた。

「杓文字で叩かれたお尻をパドルで更に叩かれるのは辛かったわね。あんた達も気を付けなさいよ。他人事じゃないんだからね」

 涼子は本当にその通りだと思った。

 続

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