千夏が正座して1時間が経過した。
(ずっと正座しているから足が痺れてきたわ)
千夏が少しだけ足を崩したその時である。
ビシッ!
太腿に竹の笞が飛んだ。
「痛い!」
「足を崩すな」
職員が怖い顔で命じた。
「すみません」
その後は笞で打たれるのがイヤなのでじっとしていた。
(オシッコがしたい)
「あのう、トイレに行きたいのですが」
職員は無言で廊下の端を指した。そこにはバケツが1個置いてあった。
「あの、トイレなんですけど」
「だから、あのバケツがお前達用のトイレよ」
「はい」
千夏は立ち上がってバケツが置いてある所まで行った。バケツに排泄をするのは不本意だが、漏らすよりはマシである。彼女はバケツに跨って、職員や他の受刑者の前でオシッコを出した。
ジョボジョボ
恥ずかしさで顔が真っ赤になった。
(こんな目に遭うのもお母さんのせいよ。帰ったら、文句を言ってやるわ)
千夏は母を恨んだ。排尿を終えた彼女は元の場所に戻って正座した。
つい最近まで、受刑者は正座したまま排泄行為をしなければならなかった。それと比べれば、だいぶマシである。
「野崎千夏」
ついに自分の名前が呼ばれた。
「はい」
「101号室に行きなさい」
「はい」
千夏は立ち上がって101号室に向かった。ドアの上のランプが緑色になっている事を確認して、ノックした。ちなみに、赤色はお仕置き中である事を示している。
コンコン
「はい」
中から女性の声で返事があり、千夏はドアを開けて中に入った。
「失礼します」女子はお尻で罪を償う
中には職員の女性が2人いた。お仕置き官の水野と助手を務める福原である。福原が命じた。
「土下座して挨拶しなさい」
「はい」
土下座なんてイヤだなあと思いながらも、千夏は土下座した。
「よろしくお願いします」
水野が命じた。
「立ちなさい」
「はい」
千夏が立ち上がると、水野が正方形型のお仕置き台を指して命じた。
「ここに乗って四つん這いになりなさい」
「はい」
千夏はお仕置き台に乗って四つん這いになった。福原がガラス浣腸器を持って来て水野に渡した。
「浣腸の準備が出来ました」
「ありがとう」
水野はお礼を言って浣腸器を受け取ると、千夏の肛門に挿入した。
「これから浣腸をするわよ」
そう言って、水野は浣腸器のピストンを押して中の液体を千夏の体内に入れていった。一方、千夏は冷たい液体が体の中に入ってきて苦しそうな顔をしていた。浣腸器が空になった。
「ウンチがしたくなるけど、トイレに行かせないからね。我慢するのよ」
便意を催した千夏は肛門に力を入れて我慢した。だが、ついに我慢の限界に達した。
「もう我慢出来ません。お願いです。ウンチをさせて下さい」
水野が福原に合図を送った。すると、福原が空の洗面器を持って来てお仕置き台に置いた。
「それがお前のトイレよ」
水野が言うと、千夏は洗面器に跨って排便した。
続